アパレル小売市場の概況

日本のアパレル小売市場規模とユナイテッドアローズグループ売上高の推移

近年、日本のアパレル小売市場規模は約9兆円強で推移しています。2011年から2014年まで前年比プラスで推移しましたが、2015年、2016年は2年連続で前年比微減となりました。2016年は、業界内でブランドや店舗の統廃合が進んだことなどが市場を押し下げる要因となりました。
 一方、当社グループの売上高は、新店出店、既存店の増収、ネット通販の伸長等により、市場が縮小傾向にある中、着実な成長を続けています。

日本のアパレル小売市場規模とユナイテッドアローズグループ売上高の推移

日本のアパレル小売市場の販売チャネル別売上高の推移

百貨店と量販店が前年割れとなった一方、専門店と通販等その他*1は市場規模拡大が続き、市場を下支えしています。専門店では大手が牽引し前年比プラスを維持しました。通販等その他ではネット通販が好調を継続しており、実店舗を持つ企業はオムニチャネル化の動きが加速しています。

*1 通販等その他には、通販(ネット、カタログ、テレビ等)やディスカウントストアが含まれています。

販売チャネル別売上高の推移

 

国内EC売上高(物販、衣類・服飾雑貨等*1)の推移

経済産業省の調査によると、2017年の国内物販におけるEC市場規模は8.6兆円、前年比7.5%増、EC売上高構成比は5.8%となっています。うち衣類・服飾雑貨等のEC市場規模は1.6兆円、7.6%増、EC売上高構成比は11.5%となっており、物販全体、衣類・服飾雑貨等の双方とも成長が続くとともに、売上高構成比も高まっています。物販におけるEC市場の内訳を見ると、衣類・服飾雑貨等の構成比は19%と前年に続き最大であり、消費者の関心の高さがうかがえます。また、2017年までにおける本カテゴリーの牽引役は女性であり、中期的に男性による購買も定着することで、市場規模拡大の余地があると想定されています。

*1 経済産業省の資料で「衣類・服装雑貨等」と表記されているものを、本サイトでは「衣類・服飾雑貨等」としています。

*2 (株)矢野経済研究所データは「国内アパレル市場」、経済産業省データは「衣類・服装雑貨等」がベースとなっているため、市場規模が異なっています。

国内物販、衣類・服飾雑貨等および当社のEC売上高構成比の推移

国内物販EC市場の各カテゴリー別構成比

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