Our Values

カスタマーサービスデスクは、ユナイテッドアローズ社のお客様対応の責任窓口として、専門スタッフが電話やメール、チャットでの対応を通じて、全社サービス品質の底上げ、向上を目指しています。お客様からいただいた声は、週次、月次、年次でまとめて全社で共有を図り、その傾向を分析して、お客様によりご満足いただくための改善につなげています。

接客サービスや商品に対して、お客様から感謝の言葉をいただくことがあります。ユナイテッドアローズ社では、こうしたお客様からの感謝の言葉を「Arigato Report」としてまとめて全社で共有を図り、さらなるお客様満足の向上につなげています。
一方で、ご意見やご指摘は、お客様からの貴重なメッセージとして共有を図ると同時に、分析して課題や問題点を明らかにし、商品の品質や接客サービスの改善、再発防止につなげています。

お客様に安全・安心な商品をお届けするために、過去の事例や各種法令を基に独自の品質基準を設け、品質と安全性を確認しています。商品調達担当者は品質管理部と連携の上、取引先様にもご協力いただきながら事前品質管理の徹底に取り組んでいます。
万が一、重大な問題が発生した際は、商品調達担当者および品質管理部をはじめ、関連部門が集まる社内横断チームで速やかに協議し、法令遵守の下、お客様対応に努めています。

お客様の個人情報は、お客様にとっても、ユナイテッドアローズ社にとっても重要な資産です。当社では、個人情報の保護方針をはじめ、情報セキュリティポリシーなどを策定し、不正アクセスや情報漏洩等の事故を防止するために、安全性の高いシステムの構築と、お客様の個人情報の適正な保護に取り組んでいます。

ユナイテッドアローズ社では、従業員がいきいきと活躍できる風土づくりを目指し、様々な人事制度を整備しています。人事考課のベースとなる「目標管理制度」、評価・異動歴などを一元管理する「タレントマネジメントシステム」、一定以上の役職者の言動に対して複数の関係者が多角的に評価する「360度評価多面観察」で適切なキャリアパスの設計や人員配置を実施するほか、毎年「従業員意識調査」を実施し、従業員の声を経営に活かしています。

「セールスマスター制度」は、優れた販売のスペシャリストに授与する称号で、4つの階層を設け、販売員のキャリアパスとしてステップアップできるよう設計しています。笑顔や声、立ち居振る舞い、おしゃれを通して他のスタッフをリードしているか、人間的な魅力により複数のお客様から支持されているかなどの定性面と、売上実績といった定量面の両方をバランスよく満たす人物を認定しています。

束矢大學は、ユナイテッドアローズ社の全従業員を対象にした教育機関です。本社や全国の店舗所属の従業員に対し、教室またはオンライン形式でさまざまな講義を行っています。その内容は、接客技術や商品知識を磨くための研修、新入社員向けの入社者研修、管理職向けのマネジメント研修など多岐にわたります。人材育成の場において特に重視している入社者研修では、講義やグループワークなどを通して経営理念の理解と浸透を図ります。

ユナイテッドアローズ社は年齢・性別・国籍・宗教に関係なく公正・公平な職場環境の構築に努めています。産前産後休暇、育児休業、子の看護休暇、家族の介護休暇など各種休暇・短時間勤務制度の整備により、様々なライフイベントを経ても働きやすい職場環境づくりに注力しています。また、育児支援を積極的に推進している企業として、厚生労働省から「くるみん認定」を受けています。

人権の尊重、環境への配慮、適切な品質管理など、お客様に安全・安心な製品をご提供するために、取引先様との信頼関係を大切にし、思いを一つにして、商品品質の向上に努めています。主要取引先様を対象にしたQCミーティングでは、商品不良の発生防止に向けた注意喚起や商品のグレードアップに向けた好事例の共有など、よりよいモノづくりに関する情報共有を行っています。

取引先様との公正なお付き合いを実現するにあたり、ユナイテッドアローズ社において特に重要な法律としている独占禁止法および下請法について、違反を未然に防止するための体制やルールを整備しているほか、社内イントラネット上の動画コンテンツを活用して、法令理解の促進や周知活動を実施しています。

当社役職員による法令違反、不正、反倫理的行為などについては、「取引先様コンプライアンス相談窓口」を開設し、本部オフィス総合受付には、取引先様アンケートボックスを設置しているほか、社内に向けても、内部通報制度の周知やコンプライアンスマニュアルによる啓発を図ることで事前防止またはその発見と是正を促しています。

当社が取り扱う商品やサービスには、商標権、著作権など、知的財産権と関わるものが多く存在します。
管理規程を設け、当社の権利を適切に管理・保護すると共に、社内啓蒙を行いチェック体制を強化するなど、第三者の権利の侵害防止に努めています。
クリエイティビティを正しく理解し尊重した上で、お客様に商品やサービスをご提供できるような取り組みを進めています。

ユナイテッドアローズ社は、地震や豪雨など自然災害における、被災地復興支援を行っています。売上の一部が支援活動に役立てられる商品の販売や下取りキャンペーンでお持ち込みいただいたアイテムを支援につなげるなど、営業活動を通じてお客様とともに支援活動を行っています。また、緊急性が高い自然災害と判断した場合には、店頭募金や衣類等の物資の支援等も行っています。
これからも一日も早い復興のために、お客様とともに支援に取り組んでいきます。

全ストアブランドの実店舗で、お買い物の際にショッピングバッグの使用を辞退され、マイバッグをご利用いただくと、1回につき10円をユナイテッドアローズ社が森林保全団体に寄付するプログラムを実施しています。プログラムにご参加いただいたお客様には、御礼としてUAマイル500マイルを差し上げています。限りある資源を大切にするお客様のエコの思いを引き継ぎ、日本の森づくりをサポートしています。

ユナイテッドアローズ社では、事業活動による環境負荷の低減を目指し、さまざまな取り組みを行っています。
店舗にLED照明を積極的に採用し、一部店舗で再生可能エネルギーを使用した電力供給事業者への切り替えを行うなど、CO2排出量の削減を推進しています。
また、廃棄物の発生抑制、持続可能な調達・生産および資源の利用を目指して、一部ブランドにてショッピングバッグの素材変更、認証紙や古紙の積極的な利用、展開サイズの縮小を進めています。

ユナイテッドアローズ社は、法令違反、不正、反倫理的行為の防止、ならびにこれらの早期発見、解決を目的に「内部通報制度」を設けています。加えて、小さな不祥事や不正も見逃さないような体制整備や、全従業員向けの「Webテスト」などの周知・啓発活動も行っています。
継続して、法令やハラスメントを含む社内不正行為を起こさせない環境づくりに努めていきます。

ユナイテッドアローズ社は、創業当時から、社会に開かれた株式公開企業を目指しています。株式公開から今日に至るまで、国内外の株主・投資家様に向け、決算説明会のほか、個別IRミーティング、社長を交えてのスモールミーティングを実施しています。株主・投資家様との対話は、資本の効率的な運用など、経営に新たな気付きをもたらしています。また、ディスクロージャー・ポリシーを定め、適時情報開示の体制整備など、経営の透明性向上に努めるほか、社外取締役もIR活動に積極的に参画しています。

ユナイテッドアローズ社は株主様価値の極大化を経営の重要課題と認識しています。持続的な成長の拡大・業績の向上による1株当たり利益の拡大を図るとともに、業績に連動した安定的な配当、株式分割、自己株式取得ならびに消却などの方策により、株主価値の極大化を図ることを基本方針としています。今後も投資と株主還元のバランスをとった配当政策を通じ株主様価値の向上を目指します。

ユナイテッドアローズ社は、株主総会における株主様の適切な権利行使の環境を整備すべく、招集通知の相当期間の事前送付による議案検討時間の確保や、海外投資家比率を踏まえた参考書類等の英語翻訳などの様々な取り組みを実施しています。また、「議決権電子行使プラットフォーム」に参加し、株主様の議決権行使における利便性の向上を図っています。今後も、バーチャル株主総会の開催を含む株主総会の運営方法の見直しなどの取り組みを推進していきます。