社長メッセージ

- 2011年3月期を振り返って、どのように評価されていますか。
- 商品・販売部門の連携強化と商品プラットフォームの活用推進により収益体質が確立され、増収増益を達成することができました。
2011年3月期は、増収増益を達成することができました。私はこの1年間を、持続可能な収益体質を確立し、再成長に向けた足場固めをする期と位置付けていましたが、その通りに大きな手応えを感じることができました。
主力業態の「ユナイテッドアローズ」「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」の小売既存店と、「ZOZOTOWN」「ユナイテッドアローズ オンラインストア」のネット通販が好調で、全社の売上をけん引しました。好調の背景には、商品・販売部門(商販)の連携により、お客様の支持を得る商品が増えたことがあげられます。また、商品プラットフォームの活用により、商品の調達・生産〜投入〜在庫消化活動の精度が向上し、売れ筋商品は適時に在庫を拡充して機会ロスを極小化する一方、スローセラーとなった商品は早期在庫消化を推進しました。この結果、在庫消化によるコスト効率が進み、たな卸資産の減少や売上総利益の向上につながり、連結売上高は前期比8.5%増、営業利益は同49.4%増、経常利益は同43.7%増、当期純利益については同156.2%増と収益を大幅に改善することができました。 - 小売+ネット通販既存店売上高前期比の推移(単体)

- 売上総利益とたな卸資産の推移

- 2012年3月期の目標と取り組みについてお聞かせください。
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再成長への離陸の期です。商販に「宣」の要素を加えて連携を強化し、創業以来23期連続増収と経常最高益更新を目指します。
再成長への足場を固めた2011年3月期に対し、今期は離陸の期と位置付けています。経営方針として、「商品・販売・宣伝部門の連携の徹底強化とメリハリの利いたコストコントロールにより、さらに収益性を高め、連結経常利益の過去最高益を更新する」を掲げました。そして2つの重点取組課題を設定し、全社一丸となって取り組んでいます。
一つ目は「商品・販売・宣伝部門の連携サイクルの強化」です。2011年3月期までにうまく機能し始めた商販連携サイクルのさらなる精度向上を目指すとともに、今期は商販連携に「宣伝」の要素を加え、入店客数の増加にも注力します。
宣伝部門において重要となるのが、近年のソーシャルメディアの躍進により、お客様とのコミュニケーション方法が多様化しているということです。ソーシャルメディアとマスメディアを戦略的に使い分け、お客様のリピート化・ファン化を拡大させ、入店客数の向上に取り組みます。販売部門では、引き続き接客サービスの強化によりお客様の期待に応え続けるとともに、陳列装飾の精度向上に注力することで買上客数の促進を図ります。商品部門では、お買い上げ向上につながる商品開発・商品精度のさらなる強化推進を行い、その上で販売・宣伝部門と連携した戦略的な商品調達と安定供給の徹底により、商品の在庫消化率改善を継続強化します。
二つ目は「生産性の向上とメリハリの利いたコストコントロール」です。関連する部署間の連携強化と各業務の効率改善により生産性の向上に注力するほか、収益に応じたコストコントロールを適時に行うことで収益性を高めていきます。また、商品の在庫消化施策の計画精度を高めることにより消化を促進し、たな卸資産の効率改善を推進していきます。
これらの重点課題を実行することで、今期は創業以来23期連続増収となる連結売上高98,512百万円(前期比8.8%増)、営業利益8,497百万円(同15.1%増)、経常利益は過去最高となる8,486百万円(同17.2%増)を目指します。 - 商品・販売・宣伝部門の連携サイクルの強化

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