2005年春、“ ゆたか な大人”へ向けた新UAラボ(実験店舗)
「DARJEELING DAYS (ダージリン・デイズ)」がデヴュー

株式会社ユナイテッドアローズ(社長:岩城 哲哉、東京都渋谷区)は、
2005年春、新しいUAラボ(実験店舗)<*注1>
「DARJEELING DAYS (ダージリン・デイズ)」を始動いたします。
同ラボは、現在の服飾マーケットでは飽き足りない45歳~60歳前後の
“ ゆたか な大人”に向けて、リラックスしたラグジュアリー・ウエアを
提案いたします。
■ マーケットの状況
2003年、45歳以上の人口数は、成人人口の半数を超えました。
また、今後の少子化に伴い、シニア世代へ向けた産業・サービスは、
急速に整備されていくことが予想されます。
現在でも、すでにシニアを
対象とした割引や専用サービスを設定する航空・旅行・レジャー・ホテル業界、
ターゲットをシニアに絞った食品開発やウェブサイトの確立、
更にはシニアをマーケティングする専門企業の出現等、
シニア市場は急速に活性化・多様化しています。
このように発展を続ける同市場は、2005年に56兆円、
さらに2010年には60兆円になるともいわれています。
■ 既存の服飾マーケットでは飽き足りない、” ゆたか な大人”
に向けたショップ

「DARJEELING DAYS」がターゲットとする世代は、
45歳~60歳前後の年齢層です。
現在50代半ばの世代が、10代半ば(60年代中盤)だった頃、
ファッション業界では、アイビー革命が起こりました。
20代にはアメリカンカジュアルが全盛を迎え、
その後「セレクトショップ」の前進となる「インポートショップ」が誕生しました。
そして30代にはDCブームが市場を席巻しました。
これらファッション業界での歴史的な流行・変革を経験してきたのが、
上記の年齢層です。
対して現在の服飾業界は、ヤング~アダルト中心のMDによる
商品企画・開発を行っており、多様化・分散化するシニア世代の
ニーズを満たす市場の形成が待ち望まれています。
過去のファッション遍歴をもとに、本物/本質を知っているからこそ、
「自分達のテイストにあった商品・店舗・サービスがまだまだ少ない」
ことに不足感をもつ45歳~60歳前後の年齢層に向け、
「DARJEELING DAYS」はティスト・サイズ・品質ともに多様化する
ニーズを的確にとらえた商品、ホテルのような快適さを味わえる店舗空間、
また、コンシェルジュ型の接客サービスを発信してまいります。
■ ブランド名「DARJEELING DAYS(ダージリン・デイズ)」の由来
ブランド名である「DARJEELING DAYS」は、「茶の文化」に由来します。
ヨーロッパの人々が東洋を訪れて「茶」を知った16世紀中頃、
彼らが興味を抱いたのは、単なる飲み物としての「茶」ではなく、
茶の湯に代表される「文化」としての「茶」でした。
後に、ヨーロッパへ渡った「茶」は、貴族社会に広まり、
やがて広く一般へ浸透していきました。その後 時代は産業革命を迎え、
経済発展によって商品が氾濫することで「物質文明」が形成され、
ものごとの本質は見失われがちになっていきました。
このような様々な時代背景を経た後も、
イギリスにおいて「茶」(イギリスにおける「紅茶」)は、ティータイムという、
ゆたかな時を過ごす「精神文化」の象徴として、今もなお定着しています。
中国をルーツとし、大陸を渡り、単なる薬やもの珍しい飲み物としてではなく、
階級や時代を超えた文化にまで昇華した「紅茶」。
「DARJEELING DAYS」は、時間を掛けて成熟し、
ライフスタイルのひとつにまで浸透した「紅茶」のように、
人生のゆたかな時間を楽しむための「服」を提供します。
そして、見かけよりも、自分にフィットする「感覚」を大切にした、
本当の意味の‘ゆたかさ’を提案するブランドを目指します。
■ 「DARJEELING DAYS」が考える、‘ゆたかさ’とは
食事・旅行・読書・音楽・映画・演劇・美術鑑賞などには、
投資や手間隙を惜しまない人たち。
旅行が好きで、ヨーロッパでは美術館、ニューヨークではミュージカルを
欠かさず観に行く。アジアでは自然が溢れるリゾートホテルで
ゆったりとした時を過ごす。国内では、温泉巡りや、地元の美味しいものを
探すのが楽しみ。このような、“精神的ゆとり”のある余暇の過ごし方を
知っている人たち。
「DARJEELING DAYS」が考える“ ゆたか な大人”とは、
お金だけではない、これら本物の‘ゆたかさ’を知っている人たちです。
「DARJEELING DAYS」は、ヒト(接客サービス)・モノ(商品)・ウツワ(店舗)の
3つの要素を通じて、このような精神的ゆとりのある“ ゆたか な大人”
に向けて「満足感」、「安心感」、「休息感」、「心地よさ」などの、
精神的‘ゆたかさ’を発信しつづけたいと思っています。
セールスクラークや商品も含めた店舗空間全体が醸し出す空気。
そのヒト・そのモノ・そのウツワに囲まれた中で、
お客様とセールスクラークの間で交わされるコミュニケーション。
「DARJEELING DAYS」は、店内でお過ごしいただく時間そのものに
‘ゆたかさ’を感じていただけるブランドであり続けるために、
お客様とともに‘ゆたかさ’を追求してまいります。
「DARJEELING DAYS」は、 “ ゆたか な大人”が、
さらに、‘ ゆたか な’何かを発見していただくために。
■ 「DARJEELING DAYS」のイメージ・カラー
「DARJEELING DAYS」のイメージ・カラーは、
「ベージュ」、「ホワイト」、「ブルー」、「ネイビー」の4色です。
これらはすべて、「旅行」・「旅先でのゆたかな時間の過ごし方」
からイメージされた色です。
「ベージュ」はミルク・ティーの色。紅茶をゆっくりと楽しむ時間を
イメージしています。
「ホワイト」は書籍の紙の色。
読書という“ ゆたか な大人”の時間の過ごし方をイメージしています。
「ブルー」は青空の色。「ネイビー」は海の色。
旅先で出会う「はっとするほど美しい」空の色、海の色をイメージしています。
これに石畳の「グレイ」、ボルドーの「ワイン」、チョコレートの「ブラウン」、
夜の「ブラック」が少しだけ加わります。
■ 「DARJEELING DAYS」が発信する、“ウツワ”、“ヒト”、“モノ”
● ウツワ (店舗)
コンセプトは、「リラックスド・ラグジュアリー」。
都会にありながらリゾート感があり、リゾート地にありながら
ソフィスティケイトされているホテルをモチーフに店舗空間を構成します。
【 出 店 地 】 3店舗展開にて始動予定。百貨店を中心として、
広く候補地を検討中。
【予定契約面積】 約60~70坪
● ヒト (接客サービス)
「本物/本質」を知っているお客様に対しご満足を提供できる、
高い専門知識と、コミュニケーション能力をもつスタッフを中心に
構成いたします。単に、「高い販売技術」を有することが条件ではなく、
お客様との時間を楽しみ、お客様を楽しませることのできる
セールスクラークを目指します。
● モノ (商品)
「DARJEELING DAYS」の自主企画商品は、
UA50%・田神浩二氏50%出資にて2004年6月に設立いたしました
関連会社「Complice (コンプリス)」との協業により、
企画および生産を行う予定です。
<*注1> UAラボ(実験店舗)
「UAラボ」 は、主に新しい事業展開を始動する際に、
その事業の可能性を見極めるためにテストマーケティングを行うための
実験店舗(事業)です。
当社は、主力3業態(ユナイテッドアローズ業態、グリーンレーベル
リラクシング業態、クロムハーツ業態)に加えて、
積極的に新事業を横軸に展開し、多様化する市場のニーズに
対応する戦略を推進しております。
新事業の展開プロセスといたしましては、事業を始動する際に、
急激に店舗数拡大はせずに、実験機能を有する「UAラボ」を
1~数店舗展開することによりスタートいたします。
また、この戦略は、事業拡大によるリスクを極小化する効果も
含んでおります。「UAラボ」は、テストマーケティングを行いながら、
その事業の将来性を見極めることができるため、
より安定した事業成長が可能となります。 
そして、このたび、当社が新たに発信する「UAラボ」が、
この「DARJEELING DAYS」です。「DARJEELING DAYS」は、
「UAラボ」として始動時に3店舗を展開する予定です。
同ラボも、後にその事業拡大の可能性を見極めながら、
将来的には、主力業態とならぶ事業規模の拡大を
視野に入れてまいります。
上記に関する取材・お問い合わせは、IR・広報課 前田まで
お願いいたします
(株)ユナイテッドアローズ 社長室 IR・広報課

Back to Top

Drag

当サイトを最適な状態で閲覧していただくにはブラウザのJavaScriptを有効にしてご利用下さい。
JavaScriptを無効のままご覧いただいた場合には一部機能がご利用頂けない場合や正しい情報を取得できない場合がございます。
WebブラウザでJavaScriptを有効にする方法はこちら