今、着たい僕らの洋服 - Beauty & Youth | United Arrows
今、着たい僕らの洋服 - Beauty & Youth | United Arrows

第2回 洋服の物語は、おもしろい

アイテムフリースのブルゾン

毎年この時期に考えるのが、冬のメインアウター。ずっと愛用しているコートは続投しつつも、やっぱり今、気分の1着に袖を通したくなるもの。今季、コートやダウンに加えて気になるのがフリース。親しみが湧くカジュアルな素材で、とにかく使い勝手の良いアイテムは、日々の生活にスッと馴染む不思議なよさがある。長年フリースを愛用しているという軽部政人に、改めてその魅力を聞いた。

軽部 政人

Profile軽部 政人
BEAUTY&YOUTH の店舗を担当するエリアマネージャー。学生時代から「ユナイテッドアローズで働くことしか考えていなかった」と、2006年よりアルバイトとして入社。店長を経て2019年より現職に。家庭では二児の父として奮闘中だが、いまだに出費の大半は洋服代に消えているとか。

写真のフリースのブルゾンは軽部さんが提案されたそうですね。

軽部 政人
はい。僕自身、長年愛用しているアイテムで親しみがあったことと、店頭のスタッフからも「今季はフリースが気になる」という声が挙がっていたので、じゃあその気分を詰め込んだ一着ってどんなものだろう、というところからものづくりがスタートしました。

フリースは昨年ころからよく見かけるようになった印象です。

軽部
そうかもしれません。これまでBEAUTY & YOUTHが展開してきたフリースは、あくまでインナーとしての提案で、アウターはほとんど無かったんです。冬のアウターといえば、ダウンやメルトンのコート、中綿のアウターが中心になってくるけれど、フリースもその選択肢のひとつであっていいんじゃないかという思いがあって。

というと?

軽部
例えば、ダウンは暖かくて便利ですが、電車のなかやアクティブに動くときにかさばったりと、ふと周りを見渡してみるとオーバースペックな場面に出会うことも少なくない。僕自身、休みの日は自転車に乗ったり、子どもと公園で遊ぶことも多くて、そんなシーンではフリースがすごくフィットする実感があったんです。フリースは、アウターのなかでも普段の生活により馴染む、ライフスタイルに溶け込むようなアイテムだと感じていて。その柔軟さってすごく現代的だなと感じていたので、ぜひアウターとして提案していきたいと思いました。

確かに、アウターのなかでも余白のあるアイテムですね。こだわったポイントを教えていただけますか?

軽部
まずは、リラックス感あるゆったりとしたシルエット。裏地にはオレンジやオリーブカラーを採用しています。脱ぎ着した際にチラッと覗く程度ですけど、どうしても暗くなりがちな冬のトーンのアクセントになります。

ポケットも特徴的ですね。

軽部
着想としてはミリタリーのモッズコートやM65などに見られるポケットディテールを踏襲しています。フラップポケットでスナップボタン付きなので、カバっと小物を入れても安心感があって、アクティブなシーンでも重宝する仕様になっています。ミリタリーを起点とする機能性とファッション的なデザイン性、そのどちらも感じられるバランスで仕上げています。

コーディネートによって、また違った印象になりますね。

軽部
ストレートに、スウェットのフーディやカットソーとの相性は抜群ですね。素材的にもカジュアルなので、パンツは少しだけクリーンなスラックスなどを合わせると都会的な印象に仕上がると思います。

色数を絞ると大人っぽくもなる。

軽部
はい。ノーカラー仕様なので、インナーに襟付きのシャツを合わせて首元のレイヤードを楽しむのもオススメですし、同色のパンツやシューズでまとめるとグッと品良く、大人っぽいムードで着ることもできます。トレンドのバンドカラーのシャツを合わせるのもいいですね。フリースって、どうしてもカジュアルでラフで、というイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、カジュアルの中でもいろいろな合わせ方、楽しみ方ができるアイテム。休日に子どもと遊ぶときは、インナーはカットソーでカジュアルに、お出掛けの際にはシャツを合わせて綺麗めにと使い分けて着こなせます。それに、女性がオーバーサイズで着ても可愛いアイテムなので、家族やカップルでのシェアも個人的にはおすすめしたいですね。使いやすいアイテムだからこそ、少しの工夫で印象を変えることができるので、そんなところも魅力のひとつです。