株主様価値の創造

株主様とは、ユナイテッドアローズグループへの出資者であり、会社の所有者です。株主様は、出資を行うことによって、利益の分配を受ける権利や会社を経営する権利(議決権)などさまざまな権利を持ちます。しかし、実際の経営は、株主総会で選任された取締役に委ねられ、日々の企業活動は私たち従業員に委ねられています。したがって、私たち一人ひとりが責任をもって会社の経営と企業活動に従事し、かつ会社の現状を適時・適切に株主様にお伝えすることが株主様にとっての価値を高めることになるのです。企業利益の拡大によって、株主様の利益(配当金と株価上昇による利益)は極大化します。企業利益拡大のためはもちろん、売上拡大=お客様にとっての価値創造が大前提となります。

行動指針

株主様価値の創造に関する活動

積極的なIR活動の展開 ~ 株主・投資家様との対話

当社は、創業当時から、社会に開かれた株式公開企業になることを目指していました。このため、株式公開から今日に至るまで、国内外の株主・投資家様に向けて、積極的なIR活動を展開しています。アナリスト・機関投資家様には四半期ごとの決算説明会を開催するほか、年間平均として、国内・海外投資家様向けに180回程度の個別IRミーティング、社長を交えてのスモールミーティングを10回程度実施しています。株主・投資家様との対話は、資本の効率的な運用など、経営に新たな気づきをもたらしています。また、ディスクロージャー・ポリシーを定め、適時情報開示の体制を整備するなど、経営の透明性の向上に努めています。

積極的なIR活動の展開 ~ 社外取締役の参画

積極的なIR活動の遂行の一環として、ここ数年は社外取締役がIR活動に積極的に参画しています。2017年度には機関投資家向けに社外取締役によるコーポレートガバナンス説明会を開催したほか、2018年度にはESG投資家向けスモールミーティングを開催し、社長、IR担当取締役および社外取締役がESG投資家の皆様と活発なディスカッションを行いました。

利益還元の充実

当社は株主様価値の極大化を経営の重要課題として認識しております。このため、持続的な成長拡大・業績の向上を図ることで1株当たり利益の拡大を図るとともに、業績に連動した安定的な配当、株式分割、自己株取得ならびに消却などの方策により、株主価値の極大化を図るのが基本方針です。
2023年3月期を最終年度とする中期経営計画期間の財務目標としては、中期最終年度の連結営業利益70~80億円、中期最終年度のROE12~14%と設定しています。2021年3月期は新型コロナウイルス感染拡大の影響で非常に厳しい状況となったため無配当とさせていただきましたが、2022年3月期は暫定的に配当性向を31%に設定し、年間19円の配当を行う予定です。今後、収益やキャッシュフローが安定した段階で、再度成長に向けた投資と株主還元のバランスをとった配当政策を取り、株主様価値の向上を目指してまいります。

IRツールの発行 ~ 当社の価値の全体像をお伝えしていく

IRツールは、企業価値の全体像を株主・投資家様にお伝えするための重要な媒体です。当社では各種制作物において財務情報に加え、当社グループが持続的な価値創造による成長を図るための考え方、方針、戦略や成長を支える事業構造、経営基盤などの非財務情報を、ブランドイメージとあわせて発信しています。中長期の成長戦略やESG情報などを充実させ、企業価値向上に向けた当社の取り組みについて理解を深めていただけるようなツールとしています。
また、国内外の方に広く当社の活動を知っていただくことや、タイムリーな情報開示を目指して、IRサイトによる情報発信も重視しています。月次の売上概況やシナリオ付きの決算説明会資料や質疑応答集を開示しています。これらを通じて情報開示の平等性を目指し、より充実した情報の提供に努めています。

株主優待制度

当社グループ各店舗でお買物をお楽しみいただくために、株主優待制度として、15%割引価格にてご利用いただける株主様限定の優待割引券を贈呈しています。株主様アンケートにお寄せいただいた「ネット通販でも株主優待券の利用ができるようにしてほしい」というご意見をもとに、当社が展開する通販サイト「ユナイテッドアローズ オンラインストア」でもご利用できるようにするなど、継続的に優待制度の内容改善を図り、株主様の利便性の向上に努めています。

株主様への情報発信の工夫 ~ 建設的な対話の場を目指して

当社は、株主総会における適切な権利行使の環境整備を図るため、さまざまな取り組みを進めています。議案に関する十分な検討時間を確保する目的で、株主総会開催日の4週間前に当社IRサイトおよび東京証券取引所のウェブサイトに招集通知データを掲載の上、18日前に招集通知を発送しているほか、海外投資家の比率等も踏まえ、狭義の招集通知と参考書類について、英語翻訳を実施し、当社IRサイトにおいて閲覧できるようにしています。また、「議決権電子行使プラットフォーム」に参加し、株主様の議決権行使における利便性の向上を図っています。
なお、2021年6月28日(月)に開催した第32回定時株主総会では、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、インターネットでのライブ配信を実施し、広く株主様にご来場を見合わせていただくようにご理解・ご協力を求めたところ、28名のご出席、ご質問は4名(4個)、開催時間は33分でした。また、株主総会へのご来場をお控えいただいた株主様に向け、質疑応答の概要を当社HP上で公開しました。今後も、株主様との建設的な対話の機会を充実させるため、株主総会の運営方法の見直しを含め、さまざまな取組みを推進してまいります。

株主様アンケートの実施 ~ 株主様の声を経営に反映する仕組み

当社の株主様の多くが、個人の株主様によって構成されています。「束矢通信」において毎年実施している「株主様アンケート」の結果により、当社の株主様には、お客様層でもある30~40代の方も多く、当社株式を保有されている理由として「店舗や商品のファンだから」「株主優待制度に魅力を感じて」などが多いことを認識しています。アンケートの内容は、「束矢通信」へのご意見をはじめ、経営方針、株主還元策、当社のIR活動へのご意見、株主優待制度などであり、調査結果は「束矢通信」で報告するとともに、経営陣にフィードバックし、IR活動や株主優待制度をはじめ、経営・営業活動に活かしています。

スタッフインタビュー

  • 株主様価値の創造