2006年5月19日

ハンガーにまつわるエトセトラ

店頭で商品をディスプレイする際に欠かせないハンガー。
私たちが店内ハンガーの製作をお願いしている
兵庫県のハンガーメーカー中田工芸株式会社さまでは、
ハンガーの生産過程において、さまざまな形で
環境への負荷を抑える努力をされています。
今回は、その中田工芸さまのお取組みをご紹介いたします。

中田工芸さまは創業当時からハンガーの原材料に広葉樹を使っています。
現在は、計画的な伐採や植林など適切に管理された森林から
切り出されたブナ材を用いて、ハンガーを製作しています。

原材料  ハンガー製作中

そして、大きいハンガーを作る際に出る端材から小さいハンガーを、
小さいハンガーの端材からパンツハンガーを、さらにその端材から
小さなクラフト製品を製作し、貴重な自然資源を無駄なく
できるだけ有効利用しています。

端材  クラフト製品

しかし、それでも端材は出てしまいます。
そこで、製品に至らないほどに小さな端材は、
成形中に出るオガクズと共に、工場のエネルギー源として活用します。
焼却炉で燃やして、ボイラーでスチームを発生させ、
塗装の乾燥室、曲げ木、暖房に利用しています。

工場外観  設備

ここまで無駄なく大切に資源を利用しても、焼却炉の中には「灰」が残ります。
でもなんと、この灰まで上手に活用しています。
さて何に利用しているのでしょう?
ヒントは、但馬地方の特産品である、ある食べ物です。

栃餅  風穴庵さん

答えは、栃餅を作る際、栃の実のアク抜きに使う、でした!

栃の実のアク抜きには広葉樹の灰が必要です。
中田工芸さまが無駄なく使いきったブナ材の灰は、
ご近所のお料理屋さんが、栃餅を作る際に利用するそうです。
(実際にいただきましたが、とっても美味しかったです!)

1つのブナ材が、ハンガーになり、クラフト製品になり、エネルギーになり、
そして美味しい栃餅づくりに一役買う。

資源が循環するとき、そこには人間の知恵と技、
そして人と人のつながりがあるのだなあと、改めて感じさせられました。

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