中期目標値と事業の方向性

ユナイテッドアローズグループは、2014年3月期に向けた中期経営目標として、連結売上高1,100~1,200億円、経常利益105~115億円を目指します。この目標を達成するための具体的な事業戦略として、引き続き既存事業の徹底強化を軸に、新チャネル展開や新ドメイン進出などを行い、「No. 1の高感度ファッション専門店グループ」の地位を確立します。

中期事業戦略の骨子は4つあります。

1 既存事業の徹底強化

既存事業の徹底強化として、小売・ネット通販既存店の継続強化とともに、成長けん引業態と位置付けた「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」業態と「コーエン」は、積極的な新規出店を行うことで成長拡大を目指します。

2 新チャネルへの展開

お客様との接点を積極的に拡大する新チャネルの開拓を推進します。
 2010年7月に、空港内商業施設をターゲットとした新業態「ジ エアポート ストア ユナイテッドアローズ」の出店を開始しました。2011年11月には、駅構内の商業スペースに向けた「ザ ステーション ストア ユナイテッドアローズ」、同12月には高速道路のサービスエリアに向けた「ザ ハイウェイ ストア ユナイテッドアローズ」がスタートしました。それぞれのチャネルにおける成功モデルを早期に確立し、今後の出店戦略に活かしてまいります。
 百貨店への展開として、2011年2月に「ユナイテッドアローズ」業態初のウィメンズ単独展開となる「ユナイテッドアローズ 大丸神戸 ウィメンズストア」を出店しました。今後もマーケット特性に応じて柔軟に新しい店舗モデルを検討してまいります。
 ライセンス事業では、当社がこれまで培ってきたブランド・エクイティを活用し、他社との協業による新しい事業展開を行います。2011年10月には、老舗文房具専門店「銀座・伊東屋」とのコラボレーションによる「イトーヤ ウィズ ユナイテッドアローズ」がスタートしました。同店では、「ユナイテッドアローズ」業態とライセンスメーカーの共同開発による服飾雑貨などの商品をコーナー展開しております。今後は、協業するライセンスメーカー・商品を拡充し、全国の主要百貨店での展開を図ってまいります。

3 海外への展開

海外への展開としては、すでに香港のセレクトショップにおける卸販売、シンガポールなどにおけるテストセールによるマーケティング活動を行っています。海外への本格的な進出の時期については、世界経済とマーケットの動向を鑑みながら慎重に判断してまいります。

4 新ドメインへの進出

アライアンス、ライセンスなど他社との協業により、生活雑貨や家具などファッション以外の新しいドメインへの事業展開を検討してまいります。