スタッフインタビュー

従業員価値の創造

共通の理念(志)実現を目指す従業員に、活躍の場を与え続け、成長するチャンスを提供します。そして成果に応じた高い報酬で報いる会社、働くことで自分らしさを見つけられ、皆がハッピーになれる会社を目指します。

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社内公募制度を活用して本部オフィスに異動、自分を見つめ直す良いきっかけになりました。

商品戦略本部 ファッションマーケティング部
橘 朋子

時短勤務をしながら、ファッションマーケティング部で全ブランドに対してディレクションや定期レポート執筆などをしています。いろいろな場面で役 立っていると感じられることがやりがいになっています。ママ友からは出産・育児に対して手厚い制度だといわれます。今後は新しい働き方の第一人者として自 由な働き方を推進し、社内のクリエイティビティを高めていきたいと思っています。

ファッションマーケティイング部とはどのような仕事をするところなのですか?

大きく2つ仕事があります。一番は、社全体のディレクションを発信することです。ディレクションとは、そのシーズンのトレンドや、1年後に予想されるトレンドやファッション動向を社会潮流からひも解いて、ユナイテッドアローズとしてはどう取り入れるのかを考え、地図のようなものを全社に発信することです。ちょっと他社のディレクションとは異なるのかもしれませんが、たとえば、「政情不安だから、包まれたい気持ちが強まるよね、だからこういう素材がいいよね」といったことを、クリエイティブディレクターの栗野宏文上級顧問とがっちり組んで行っています。もう一つは、いわゆるマーケティング動向を分析・収集して各事業に落とし込むことです。また、シーズン毎に各事業のMDや販売部の方々と話し合い“客層マップ”と呼ばれる各事業のお客様特性をテイスト別で可視化したものを作成し、商品づくりやMDの参考に役立てられています。各業態のディレクターから要望があれば、彼ら、彼女たちの発想と紐づけて、一緒にアイデアソースを出したり、方向性の幅を示したり、場合によっては品ぞろえまで具体的に提案することもあります。気を付けているのは、全事業共通として、当社には「トラッドマインド」がベースにあるので、そこから外れないようにすることです。トレンドの情報はみなさんに入ってくるものなので、それを当社らしくすること、ぶれないことが大切です。はやっていてもディレクションとして取り入れないものもありますね。

創業6年目の1995年の入社ということですが、きっかけはなんでしたか?

大学ではマスコミ学科で学び、出版業界に入ろうと思っていたんです。それがバブルが崩壊して新卒採用が凍結になり、希望していた雑誌社も中小の出版社も採用がほとんどなくて。趣味につながるファッションに受かれば自信がつくと思って1995年に入社しました。「これから伸びていくぞ」という時期で、まさにセレクト草創期で、ユナイテッドアローズは知る人ぞ知る店で、手の届くところに役員がいる感じでした。会社が大きくなってからも、その距離感は変わらずに、経営者が近くいる感じがしていますし、人としての資質が良く、品がある人が多い会社であることは変わっていないと思います。

現在の職務に就かれた経緯と、異動やキャリアアップに際するユナイテッドアローズの特徴は?

社内公募制度に受かって、3年前に今の部署に配属になりました。それまで18年間、一貫してユナイテッドアローズ事業の店を作ることに携わり、それが天職だと思ってきました。販売員として入り、都内のいろいろな店舗を異動し、店長を経験してから、2000年代前半にVMD担当となり、VMD本部も作ってきました。ただ、出産して戻るときに、以前は出張も多い仕事内容だったこともあり、まったく同じ働き方には戻れないでしょうし、後輩など新しい芽も伸ばさなければいけないと思ったんです。それに、ある程度キャリアも長くて店長経験もあるし、時短勤務の中でお給料に見合った仕事ができるのか、店頭では返せない、何か違う形で返さなければいけないと思ったりもしました。葛藤をしつつも、20年目の節目となるタイミングを機に、違うところに目を向けてもいいかなと思い始めていたところに、公募制度が目に入ってきました。それに、店舗でも、世の中を調査したり、人の心理を読んで、店を作って、喜んでもらった、ということが嬉しかったんだと気付いたんです。それなら今までの経験も生かせるし、少し離れてユナイテッドアローズ事業を俯瞰したり、他のストアブランドも見ることで、長くいたユナイテッドアローズの問題解決ができるのではないかと思いました。公募制度は本当にいいですね。主に年2回募集されているのですが、気付いた人には誰にでもチャンスがあるという平等性もいいですし、仰々しくもないので、ちょっと受けてみるだけでも、自分がいる場所を考え直すきっかけになりますから。

働くママでもありますが、育休・産休や復帰後の時短勤務などの制度は充実していますか?

新卒でこの会社しか知らないのですが、ママ友たちに聞くと、産休の期間なども長く、本部オフィスでは子供が3年生まで、店舗だと6年生までと時短勤務の時期も長いので、制度としては手厚いという評価でした。マタハラ(マタニティ・ハラスメント)などもニュース上の話ではなく、他の会社では実際に出産に際して辞めさせられた人の話などもありますので、恵まれていると思います。創業してから今年で28年という若い会社で、従業員とともに年を取り、制度ができてきている会社なので、産休・育休もあまりに取りやすく復帰しやすいという面もあります。昔からいる中堅・ベテランなどだけでなく、若い世代もこの制度を利用しやすくなっているのも良いと思います。

どんな働き方をされているのですか?

今は30分早く出社して、5時半に退社する時短スタイルを選んでいます。子供は小学校1年生になりました。ファッションマーケティング部のモットーが「何か考えるなら、とにかく街に出よう!」というものなので、時短の中でもなるべく街や店をリサーチするようにしています。定期的にレポートを発信している、新宿エリアの百貨店や駅ビルを回ってレポートを書いたり、時には船橋まで遠征してみたり。おしゃれなファッションのど真ん中のところから、ファッションとは遠いけれども多くの人々が買い物に集まるような場所まで、なるべく幅広く見ようと思っています。また、子どものお迎えの時間までに帰らなければならず、時間が限られているので、移動時間も活用しているようにしています。ファッションの情報は否が応でも入ってくるので、そことは少し違う情報に視野を広げるように意識していますね。特に部内では私だけがママなので、ママコミュニティの方々などとの交流の中からも、普通の生活者の方々が何を考えているのかなどを感じ取るようにしています。いろいろな社会の現象をファッションで表現することが当社らしさでもあると思っています。上司は「海外視察などもしたければどうぞ」という感じなのですが、まだそこには達していません。

仕事のやりがいを感じたり、満足感を得られるのは、どんな時なのでしょうか?

やはり、「売れました!あのレポートのおかげです」「あのディレクションは刺激になりました」などとお礼を言われたり、報告をしてもらえる時が一番うれしいですね。会社の成長につながっていると実感することができるからかもしれません。そのためには、「一番のお客様であれ」という部のモットーに沿いながら、客観性がありつつ、ファッションが好きな気持ちをなくさずに、私だったらこれが欲しいというお客様目線とのバランスをとっていきたいですね。最近やりがいを感じたことに、栗野さんが手掛けているエシカルプロジェクト「TÉGÊ(テゲ)」の一環として、「オデット エ オディール」でアフリカの方々が織った生地を使って作ったシューズを販売しました。モノ作りを通じて社会貢献ができたり、社内の人々とのつながりを感じられたり、役に立っているんだという実感ができるところがいいなと思っています。

これから挑戦してみたい仕事や、こんな風に働きたいという理想はありますか?

これからも一番のお客様でいたいですね。そして、「こういうもの欲しい」と思ったものが、いの一番にできる会社でいたいし、それに貢献していきたと思っています。これだけたくさんのモノがあふれる時代において、モノをたくさん売るというよりも、「ユナイテッドアローズの商品は、やっぱりかゆいところに手が届くよね」といったことが感じられたらと思っています。また、働き方に関しては、タイムカードの時間には換算されていなくても、仕事の糧になっていることはたくさんあります。ある意味この仕事は、どこまでが仕事かわかりませんし、外から吸収することもたくさんあります。だからこそ、子どもの有無や男女、時短勤務なのか通常勤務なのかといった各々の勤務体系を意識しない、自由な働き方が理想だなと思っています。そういった新しい働き方の分野でも第一人者になっていきたいなと思っています。規模は大きくなりましたが、私はいまだにうちの会社は“服屋”だと思っています。ファッションが好きだから集まっているという会社でいてもらいたいですし、他部署との交流などももっとあればいいですね。社内のクリエイションの自由度も高められたらなと思っています。もともと新しい価値を見出すことが得意な会社だったので、これからもできると期待しています。

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