スタッフインタビュー

株主様価値の創造

株主様は当社への出資者であり会社の所有者です。実際の経営と企業活動は取締役と従業員に委ねられています。企業利益の拡大に向け、私たちは責任をもって会社の経営と企業活動に従事し、かつ会社の現状を適時・適切に株主様にお伝えしていきます。

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株主様視点での情報提供と 株主様・経営陣双方向のコミュニケーションを大切にしています。

IR室
成清 芳恵

当社のIR(Investor Relations)の使命は、経営理念体系に掲げる「社会との約束」の一つである、株主様価値を創造することです。株主・投資家の皆様の価値向上を目指して、IR活動の進化・改善を重ねていきたいと思っています。

IR室で、どのような仕事をしているのですか?

当社はIRを、直接お会いして業績や方針を説明したり質問にお答えしたりする「直接的IR」と、直接お会いできない株主・投資家の方々に充実した情報をお届けする「間接的IR」に大別しています。私は間接的IRを中心に担い、主に4つのことを手掛けています。一つ目がアニュアルレポートや束矢通信(株主通信)、IRサイトなど、IRツールの作成。2つ目が、株主優待の企画運営。3つ目がメディアやアナリスト・機関投資家様などを対象とした決算説明会の運営。また4つ目が、毎月開示している月次売上概況のリリース発表等です。これらにおいて、株主・投資家の皆様が求める情報をどう表現し、お伝えするかなど、株主・投資家様の視点を大切にしながらIR活動を行っています。そのために、たとえば、アナリスト・機関投資家様との個別面談に参加し、生の声をいただきながら、株主・投資家の皆様にとって有益な情報をご提供するよう心掛けています。

当社のIRの特徴はどのようなものでしょう?

当社のIRの特徴は、IR担当者だけでなく、経営陣や従業員などを広く巻き込んでIR活動をしている点だと思います。「社会との約束」の中で目指すべき5つの価値について、従業員皆がしっかりと理解し、浸透しているので、「株主様価値の創造」に対しても、IR部門だけでなく、経営陣・全従業員が協力する体制が整っています。IR資料でも、よりリアルでわかりやすい事例などを取り上げるために、種々の会議体から情報を得るだけでなく、事業部門の責任者や店長、一般社員などにインタビューをしているのですが、協力も得やすいですし、有益な情報をいただけています。このような点から、全社一丸となって株主様価値を創造していると感じています。

情報開示について、最近とくに力を入れて取り組んでいることは何ですか?

情報格差の是正に努めています。実際に決算説明会に参加できる方はごく一部ですので、広く株主・投資家の方々に情報を提供できるように、決算説明会の前に、スピーチのシナリオ付きの決算説明資料をIRサイトに掲載したり、説明会の後などに、質疑応答集を載せたりもしています。シナリオ付き決算説明会資料の開示には、私自身も驚きましたが、事前に予習ができるので重宝しているという声も多くいただきますし、より有益な情報を開示するための前向きな取り組みだと思っています。

株主・投資家やアナリストの方々からの意見に対して、どのように対応していますか。

一方的に情報を提供するだけでなく、皆さまからのご意見をしっかりと受け止め、IR活動をはじめ、経営や営業活動に取り入れていくなど、双方向でコミュニケーションをとるように努めています。これがもう一つの当社のIRの特徴でもあり強みでもあります。束矢通信で年1回実施している「株主様アンケート」では、選択式のアンケートだけでなく、コメント式の質問にもしっかりとご意見をいただいています。コメントの数は数百件と分量も多いですが、小売業なので、株主様のご意見はお客様のご意見でもあり、経営や営業につながるものです。精査した情報を報告するだけでなく、経営陣には全コメントを共有するようにしています。また、いただいたご意見をとりまとめて、「束矢通信」で株主様へご報告しています。

ファッション企業ならではの取り組みなどはありますか。

IRサイトや束矢通信など、個人の株主様=お客様にもご覧いただく発行物については特に、商品や各ブランドの説明・写真を充実させるよう努めています。束矢通信では、ユナイテッドアローズ事業やグリーンレーベル リラクシング事業、クロムハーツ事業、スモール ビジネス ユニットなど、事業毎の営業報告のページもありますが、単純に数字や社内資料だけを見て作成するのではなく、各事業部へのヒアリングをもとに作成していますので、各事業の概況、数字の背景や取り組みなどについて、説得力や分かりやすさを高めています。また、当社の商品を好きでいてくださる株主様が多いことを踏まえて作成している「ヒットアイテムの紹介」など商品に関するページはとても好評です。担当者へのヒアリングを通じて、オリジナル商品に込められた思いや、見えない工夫などもお伝えするようにしていますし、カタカナや専門用語を極力排除して、できる限りわかりやすい表現にするようにも配慮しています。

昨年は「日本版スチュワードシップ・コード」が制定、今年6月には「コーポレートガバナンス・コード」が適用されましたが、それらへの考え方や対応はいかがでしょう。

企業が持続的に成長するために積極的に取り組んでいくべき課題として提起されていますが、当社では幸い、創業以来、経営理念を軸に経営を行い、IR活動では持続的に成長していくための市場との対話や情報提供を重視するなど、2つのコードで求められている方針に近い形で、経営やIR活動を行ってきました。アニュアルレポートなどでは、今後も、財務情報のみならず、非財務情報も一層充実させ、中長期的な企業価値創造の源泉をお伝えすることで、株主・投資家の方々との有益な対話の一助となる資料にしたいと考えています。 これらを通じて、株主・投資家の皆様に当社への理解を一層深めていただき、企業価値ひいては株主様価値向上につながるよう、努めていきたいと思います。

株主様価値の創造