スタッフインタビュー

取引先様価値の創造

取引先様は、私たちにとって欠かすことのできないパートナーです。「売っていただく」「買っていただく」「ご協力いただく」という感謝の精神を忘れることなく、取引先様と志を一つにして、ともに伸びていくという姿勢を貫いていきます。

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取引先様とともに、心に響き、時代を感じるモノやスタイルを打ち出していきたいです。

BY本部 ウィメンズ商品部 ブランドディレクター
吉田 恵理子

私たちには想いを直接お客様に伝えられる店舗があり、スタッフがいます。そこを強みとしながら、お客様の気持ちに合わせた、時代を感じる半歩先のモノ作りを取引先様とともに実現し、ともに成長することで取引先様価値を向上していきたいと考えています。そのために、コミュニケーション能力も磨いてまいります。

「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(BY)」のブランドディレクターとしてどのような役割を担っているのですか?

「BY」ウィメンズの旗艦店である渋谷キャットストリートウィメンズストアのストアディレクターと、新レーベル「6(ロク)」のレーベルディレクターを務めています。渋谷キャットストリートウィメンズストアはイメージレーベルストアという位置づけで、取扱商品すべてのバリエーションを見せるよりも、イメージをコアに発信し、全店にシャワー効果になるよう、全体のロイヤリティを向上させる役割があります。毎シーズンのレーベルディレクションを作り、オリジナル企画、仕入企画をし、スタイリングを作り上げていきます。カタログ作成も行います。

「6」は、35歳以上のお客様に向けて、カジュアルアップできるレーベルとして2013年冬にスタートしました。「BY」のカジュアルを卒業するとドレスやエレガンスが強い「ユナイテッドアローズ(UA)」に移行するという流れがありましたが、最近は大人になってもカジュアルを好まれる方々が増えています。そこで、良い素材でサイズも対応し、価格帯も上げた、カジュアルアップできるレーベルとして開発をしているところです。

取引先様との接点も多いですが、どのような姿勢で接していますか?

コミュニケーション能力を高め、ともに価値創造に取り組ませていただいています。「BY」の立ち上げ時から参画していましたが、「UA」よりも知名度が低かったですし、カジュアル=子供っぽいですよね、と言われて、お取引に至らない、とてもつらい時期がありました。買わせていただくことが当たり前ではないことにぶつかり、真っ先にロイヤリティの向上に力を入れました。「精神的な美、永続的な若さ~ 自由な発想とトラディショナルなマインドが精神的な美、永続的な若さの源となる。」というコンセプトを伝え、自由な発想で遊び心があり、自然体で、知的好奇心を持ち続ける人々のための店であることを知ってもらうことに力を入れました。そして、諸先輩方から、「UAの吉田ではなく、吉田一個人として通用するコミュニケーション能力を持ちなさい」と指導され、長くお取引を続けているところでも、親しき仲にも礼儀を大切にし、目を見て話すことの大切さや、メールも多いけれども大切なところでは電話をすることなどを心がけさせていただいています。

また、「6」では、まず共感してもらい、一緒に価値創造をしようと思っていただけるところとともに築き上げている感覚が強くなっています。実際に、きちんと思いを形にできた商品は自信を持ってお客様に説明できるため、毎シーズン続いていく定番になることが多いです。あいまいなボールを投げては次につながらないし、2度手間、3度手間になり時間もサンプル経費もかかるし、お互いのためになりません。また、安心・信頼のために、不良品の削減や、正しい商品表示へのご理解も求めていて、商談室にも「3大なくそう宣言」が掲げられています。月に1回勉強会も開かれていて、仕入に関わる全メンバーに、実例をもとに注意を喚起しています。かつての不手際を風化しないような取組を続けています。

取引先様から刺激を受けたことは?

常日頃より刺激を受けています。「6」でこれまでお付き合いのなかった工場様でチェスターコートを縫製したのですが、本当にモノ作りが好きな方々で、惜しみなくアドバイスをいただき、大変勉強させていただきました。しかも、すごく満足する出来上がりで、レーベルの次の顔になる品ができ、本当に嬉しかったです。また、渋谷キャットストリートウィメンズストアでは「THE LITTLE SHOP OF FLOWERS」様のお花やグリーンをショップ・イン・ショップで販売しているのですが、ものすごく刺激を受けています。「どうやったらお客様の心に響くだろう」ということを常々話していて、売ったり買ったりという関係だけではない重要な間柄です。

逆に取引先様からは、「BY」だけでなく、「6」がスタートしたことで、新たなお客様層に向けた商品提案ができ、チャンスが増えると思っていただいたりもしています。

今後挑戦してみたいことは?

ファッションとは、お客様の悲喜こもごもの日常の中にあるものです。だからこそ、時代の潮流を肌で感じることが大切だと思います。たとえば、政治経済、生活、文化など「世の中で何かおきているか」を社会に寄りそいながら考え、分析し、私たちのお客様である生活者がどのようなストレスや悩みを抱えているかを実感を持ち、想像することが、求められているファッションを具現化することにつながります。私は育休で2回会社を休んだのですが、その際に俯瞰で会社を見ることができて、消費者のモチベーションと、店頭のかい離を肌で感じたりもしていました。お客様の気持ちに合わせた、半歩先だけれども、時代を感じるモノ作りを、取引先様とともに取り組んでいきたいです。

それと、もっと会社としてのスタイルやカラーを大事にしていきたいと思っています。新しいマーケットの開拓をプランニングして、取引先様の協力の下で服を作り形にして世の中に提供していますが、いま、セレクト編集型ショップのあり方が進化してきています。他社と取り扱いブランドが同じでも差別化できるBYの世界観やスタイルを提案していくべきだと思っています。自分たちの意思を明確にして、スタイルを打ち出すべきだと思っています。私たちは小売業なので、自分たちの想いが表現できるお店があります。そして、私たちの想いや作り手の方々の想いをお客様に伝えてくれる最後の砦は、店舗メンバーです。想いを一気通貫にすることをさらに磨き上げて100年企業を目指して成長していきたいと考えています。

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